笠ヶ 岳登山
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1 日程         
  2003.8.21〜8.23
2 メンバー
  野田
  Kodera  以上2名
  
3 行程                       
  8月21日(マイカー)
    20:10   奈良市出発―(R163)―上野市―(西名阪)―亀山―(東名阪)―名古屋市清洲東―
   一宮ICから一宮JCー(東海北陸道)―飛騨清美―(R158)―高山―平湯―栃尾―新穂高(P)8月22日02:30頃
  8月22日(徒歩)
3:00 頃から6:00頃まで車の中で仮眠後、朝食。(コンビニ弁当)   7:20登山口(槍見)---(クリヤ谷)---
   8:05(最初の水場)--
-
0:50(最後の水場)---12:30(雷鳥岩)---16:00笠ヶ 岳頂上 ---16:10テント場

  8月23日(徒歩)
6:10テント場出発 ---7:10(抜戸岳と笠新道との出会着)-〔←(往復)→抜戸岳〕-7:45(出会出発)---
    11:00(左俣林道との出会)---12:00(駐車場)
  昼食後、露天風呂で汗を流す。


テ ント場からの 穂高連峰  焼岳
笠ヶ岳
2003.8.21 笠ヶ岳 山頂 2003.8.21 笠ヶ岳から槍ヶ岳を望む 2003.8.21 笠ヶ岳と山小屋
抜け戸

2003.8.22 抜戸岳 山頂


4 感想等
  (駐車場)
 新穂高温泉 ケーブル付近の駐車場は4時間まで500円。それ以降1時間ごとに加算。しかし、登山者用にケーブル下から約1km下流
   、深山荘付近の河川敷に約300台 (?)位の無料駐車場があり、そこに停めた。我々は金曜日の早朝に停めたが、運良く2台だけ空であり
   、そのうちのひとつにとめた。しかし、端で条件悪し。 上高地内にはマイカーが入れないので新穂高に集中するものと思われる。
  (笠ヶ 岳登山口)
    駐車場から約1.5km下流の中尾温泉口で橋を西側に渡ったところ(約20 分)から槍見旅館の方向へ行くと
   自然とクリヤ谷に沿った登山道となる。我々は水場があるかわからなかったので、最初から2Lの水を補給して登った

(ク リヤ谷登山道)
    この登山道は荒れてはいないが、あまり人が入っていない印象を受けた。下山 の人も2パーティ4人だけであった。数回、沢を横断するが、
 水量と流れがあり、注意しなければならない場所が数ヶ所あった。ルートの最初は、それほどでもないが、終わりのほうは相当急勾配
であるのできつい。特に、 山頂近くは岩が板状節理のガレ場となっているので、注意する必要がある。
  登山口から頂上まで8:40か かった。しかし、この中には、昼食40分と大休止40分(20分×2回)の合計1:20の休憩を含む。
  このルートのよい所は、槍 ケ岳〜穂高〜焼岳までの雄大な連峰が見えることである。
蝶ケ岳から常念岳のルートも穂高連峰が望めるが、それとはまた違った趣がある。晴天 であり、奥穂高岳、北穂高岳、涸沢岳、大キレット、
槍ケ岳がまともに見られたのは幸運であった垂直に切り立ったエボシ岩もおもしろい。

(笠ヶ 岳山頂)
    苦しい登りを終え、やっと山頂に到達したときはいつものことながら達成感の 喜びはひとしおである。
頂上には三角点と標識があった。あいにくガスがかかり、穂高連峰は見えなった。
(テ ント場)
  テント場は頂上から北へ15分位下山したところに笠ヶ岳山荘があり、そこからさ らに10分ほど下ったところにテントサイトがある。
我々は山荘でテント設営の手続き(500円×2人)をしてテント場へ 行った。テント場はすいており6張り程度であ.た
。山荘は1つの布団に2人寝るほどの混雑と聞いた。水場はテントのすぐ近くにあり雪解け水である。
  Kは元気でありレトルト食品のカレーを食べたが、小生はオーバーワーク気味で 若干食欲が落ちていたので、水気のあるカップラーメンを
食べ た。そして雪の中に冷やしておいた缶ビールで乾杯をした。なによりうまかった。生き返った心地がした。テント場からも穂高連峰が見える。
 夜間はダウンジャケットを着てシュラフにもぐりこんだが、寒さのため夜中に何度も 眼がさめた。夜中にテントを出てみると、
都会と違って星が非常に近く明るかった。

(抜 戸岳) 
尾根筋には、チングルマの白い花が多く 咲いていた。
抜戸岳と笠新道との出 会は、私の地図は古いので谷筋(雪渓)を降りるようになっているが、そこから約5分程度抜戸岳の方向へ
登ったところへと変更となっており、尾根筋を下山するルートとなっていた。
                  
一般ルートは抜戸岳を西に少し迂回する ようになっている。尾根筋を出会いから約10分ほど歩けば、抜戸岳の山頂に着く。
双頭となっているので、手前が頂上と間違いやすいので注意する必要がある。頂上には花崗岩の三角点がある。
(抜 戸岳から林道まで)
左俣林道との出会までの道は、非常に急 であり、足を痛める可能性がある。我々は、3:15で下山したが、
もう少しゆっくり下りたほうがよかったと悔いている。翌日はひどい筋肉痛であった。
(露 天風呂)
中尾温泉口(槍見)に無料の露天風呂が ある。少しぬるめであるが、汗を流すのにはちょうどよい。駐車場は、近くに20台(?)くらいの無料のものがある。